ルーヴォアに本拠地を置き1901年に出来たドメーヌ。グラン・クリュとモンターニュ・ランスにプルミエ・クリュを11ヘクタール所有し年産50000本ほどのレコルタン。ドメーヌ元詰めにはブージー、アンボネイ、ルーヴォワ、アイの区画のグラン・クリュ4.5ヘクタール分しか使用せず、プルミエ・クリュのブドウに関しては、彼の造るブドウの評価が高くネゴシアンであるドゥーツに売却しています。畑の全てはリュット・レゾネ(減農薬農法)を行い、醸造段階においては芳香成分保護のためにアルコール発酵を18度にて行います。またSo.2の使用を極力抑えることでMLF(酸味を和らげるマロラクティック発酵:乳酸菌が酸味の強いリンゴ酸をまろやかな乳酸に変換する)をブロックしません。非常に真面目な生産者でその誠実な人柄からいくつかの組合のルーヴォア地区の責任者を兼任しています。